冬のドライブの必需品スタッドレスタイヤ。ご準備はできていますか?
ドライバーの安全意識の高まり、スタッドレスタイヤの性能向上によりスタッドレスタイヤの装着率は年々高まっています。スタッドレスタイヤは日常のドライブを安全に走行できるだけではなく、今まで雪や凍結で行くことのできなかった場所や見られなかった景色に出会うこともできます。今年はスタッドレスタイヤで新たな冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。
スタッドレスタイヤは様々なタイヤメーカーから多くのモデルがリリースされており各モデル特徴があります。どのタイヤを選べばいいのか?お困りの方も多いと思います。
今回は、トゥインゴ オーナーの方に各タイヤメーカーのスタッドレスタイヤの特徴やタイヤサイズなどスタッドレスタイヤ選びに役立つ基礎知識をご紹介します。
(2020年11月6日現在)
トゥインゴは前輪と後輪のタイヤサイズが違う
トゥインゴはリヤエンジン・リヤ駆動という独特の駆動方式のため「前後に異なるサイズ」のタイヤを装着しています。スタッドレスタイヤをホイールとセットで購入する場合、一般的な前後同サイズにすることも可能です。純正タイヤに順じて前後違いにするか? 一般的な前後通しとするか? 下記に考えられるメリットデメリットをまとめましたのでカーライフに合わせタイヤサイズをお選びください。
前後違いのサイズ(フロント:165/65R15 リア:185/60R15)
メリット
・駆動輪(リア)に太いタイヤを履かせることで走行安定性が高くなる
デメリット
・前後タイヤのローテーションができない
前後通しサイズ(フロント/リア:165/65R15)
メリット
・前後タイヤのローテーションができる
・高扁平なタイヤでコストを抑えることが出来る(タイヤサイズによる)
デメリット
・駆動輪(リア)のタイヤが細くなることで走行安定性が落ちる
トゥインゴに装着できるタイヤサイズ
スタッドレスタイヤはホイールとセットで購入するためタイヤ・ホイールのサイズを変更することもできます。下記はトゥインゴ各グレードの純正タイヤサイズと、インチダウン可能なタイヤサイズです。インチダウンサイズは当社専任スタッフが現車のブレーキ・足回り・タイヤハウスを計測し当社ホイール※1を仮当てし確認したサイズです。
※1:当社ホイール(株式会社ティー・エー・エス取り扱いホイール)
グレード | 純正タイヤ フロントサイズ |
純正タイヤ リヤサイズ |
インチ ダウン |
インチダウン フロントサイズ |
インチダウン リヤサイズ |
ゼン | 165/65R15 | 185/60R15 | ー | ー | ー |
EDC | 165/65R15 | 185/60R15 | ー | ー | ー |
EDCキャンバストップ | 165/65R15 | 185/60R15 | ー | ー | ー |
S | 165/65R15 | 185/60R15 | ー | ー | ー |
インテンス | 165/65R15 | 185/60R15 | ー | ー | ー |
パックスポール (限定車) |
185/50R16 | 205/45R16 | ◯ | 165/65R15 | 165/65R15 |
GT | 185/45R17 | 205/40R17 | ◯ | 165/65R15 | 165/65R15 |
※2:純正サイズは車両カタログを参照(2020.11月時点)
タイヤサイズの違いによる特徴
タイヤは地面と接している唯一のパーツです。そのためタイヤの性能・サイズはクルマの走行に大きく影響します。ここでは一般的なタイヤのインチサイズの大小で生じるメリット・デメリットをまとめました。純正同サイズが基本ですが使用頻度・価値観に合わせ、サイズを選んでみてはいかがでしょう。(同一車両に装着できるサイズの比較)
インチサイズの小さいタイヤ
価格が安い
タイヤの価格設定はインチサイズが小さいほど「低価格」です。ワンサイズでも一台分4本となると価格は大きく変わってきます。
乗り心地が良くなる
インチサイズが小さいとタイヤの扁平率が上がり側面部が厚くなります。タイヤが厚くなると「地面からの衝撃を吸収し和わらげる」ためインチサイズが大きいタイヤに比べ乗り心地は柔らかくなると思われます。
スタイリングが損なわれる
インチサイズが小さくなりタイヤが厚くなると「タイヤ・ホイールが小さく」見え外観のスタイリングが損なわれます。
走行性能が損なわれる
タイヤが厚くなることで、ハンドルを切ったときの反応や高速走行時の「安定性が低下」する傾向があります。
インチサイズの大きいタイヤ
スタイリングが良くなる
インチサイズが大きくなりタイヤが薄くなると「タイヤ・ホイールが大きく」見え外観のスタイリングが良くなります。
走行性能が良くなる
タイヤが薄くなることで、ハンドルを切ったときの反応や高速走行時の「安定性が向上」する傾向があります。
価格が高い
タイヤの価格設定はインチサイズが大きいほど「高価格」です。ワンサイズでも一台分4本となると価格は大きく変わってきます。
乗り心地が硬くなる
インチサイズが大きいとタイヤの扁平率が下がり側面部が薄くなります。タイヤが薄くなると「地面からの衝撃が吸収しきれない」ためインチサイズが小さいタイヤに比べ乗り心地は硬くなると思われます。
オススメのスタッドレスタイヤ
様々なメーカーがスタッドレスタイヤをリリースする中、信頼性の高いメーカーのスタッドレスタイヤをピックアップしました。各ブランドそれぞれ性能に特徴があります。ご自身の使用環境と照らし合わせお選びください。
ブリヂストン「ブリザック VRX2」
雪国装着率NO.1の信頼性
メーカー自身が「雪国装着率NO.1」と謳うように、降雪地域では最も人気のあるスタッドレスタイヤと言ってよいかと思います。「降雪・氷結路などの走行がメイン」となるお客様には真っ先に「VRX2」お勧めしています。国産タイヤのトップブランドといえるブリヂストンのスタッドレスタイヤということもあり、当店取り扱いのスタッドレスタイヤの中では「最も高い価格帯」となります。
ミシュラン NEW「X-ICE SNOW」
ヨーロッパ基準の高速性能
今期発表されたニューモデルです。ミシュランは日本とは道路環境が異なる「ヨーロッパのスタッドレスタイヤ」で、国産タイヤと比べ「高く設定された速度レンジ」が特徴です。一般的な国産タイヤのスピードレンジがQ(160km)に対しT~H(190~210km)と高く、ドイツ「アウトバーン」の走行を想定した設計がなされています。そのため高速道路の利用が多いお客様には高速安定性が高い「エックスアイス スノー」をお勧めしています。
ダンロップ NEW「ウィンターマックス 03」
高い制動力を実現
ダンロップタイヤの今期発表した最新スタッドレスタイヤです。制動力に重点を置き開発されており「ウィンターマックス02」に比べロングライフ性能は劣りますが「ダンロップ史上最高の制動力」を実現しています。「降雪・氷結路などの走行がメイン」となるお客様には「VRX2」と並び、「ウィンターマックス03」をお勧めしています。
ダンロップ「ウィンターマックス 02」
高いロングライフ性能
ダンロップタイヤの主力スタッドレスタイヤです。「効きの長さ」と「ロングライフ」がメーカーから全面に打ち出されています。一世代前のウィンターマックス以降、当社ではダンロップを選ばれるお客様が年々増加しており、人気タイヤの一つと言えます。タイヤの性能の中で「ロングライフ性能を重視」されるお客様には「ウィンターマックス02」をお勧めしています。
スタッドレスタイヤ選びのまとめ
スタッドレスタイヤはお決まりになりましたか?スタッドレスタイヤはタイヤサイズ、タイヤメーカーなどで走行性能や乗り心地、降雪・凍結路の性能に違いが出てきます。またサイズをインチダウンすること価格も大きく変わってきます。ご自身の好み、カーライフに合ったお気に入りの一本をお選びください。
スタッドレスタイヤセットは安心の当店で

当店は「輸入車用品の専門のウェブショップ TASモール」です。インチダウンサイズも含めた、各大手タイヤメーカースタッドレスと当社オリジナルホイール「冬用ホイール」のセット品をリーズナブルな価格でご用意しております。是非一度ご来店ください。
・装着に必要となる部品は全て同梱されています
・マッチング情報に誤りがあった場合は返品対応いたします
・セットホイールは冬専用ホイールをご用意します
・ご質問には電話・チャット・メールでお受けします
・安心の1年保証です
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